「やさしい日本語」で外国人の労災防止を「にほんごぷらっと」でシンポジウムの動画を公開

「やさしい日本語」で外国人の労災防止を―「にほんごぷらっと」でシンポジウムの動画を公開

日本語教育情報プラットフォーム(にほんごぷらっと)と一般社団法人やさしい日本語普及連絡会が主催し、厚生労働省が後援する「外国人労働者の労災防止を考えるシンポジウム—『やさしい日本語』の活用」がこのほど開かれ、その動画が8月1日にYou Tubeで公開されました。

特定技能など外国人労働者が増加する中で、急増する外国人の労働災害に警鐘を鳴らすのが目的です。その方策として「やさしい日本語」を活用し、コミュニケーション不足を補うよう呼びかける内容です。趣旨に賛同していただいた日本語教育推進議員連盟の里見隆治事務局長が冒頭の挨拶を寄せてくれました。里見事務局長は厚生労働省出身の公明党参院議員です。

シンポのパネリストは、吉開章さん(一般社団法人やさしい日本語普及連絡会代表理事)▽滝沢成さん(東京労働基準協会連合会前専務理事)▽佐藤美樹さん(八重ランゲージスクール代表)▽石原進(にほんごぷらっと代表世話人)の4人で、徳田淳子さんが(にほんごぷらっと世話人)が司会進行役を務めました。

人口減少に伴う労働力不足が深刻化する中で、政府が外国人労働者を積極的に受け入れるために新たな施策をまとめました。一方で外国人の労働災害が増えており、その対策が重要な課題となっています。シンポでは労働現場での日本人と外国人のコミュニケーション不足が労働災害の労災が増えているとして、その防止策として「やさしい日本語」の活用を呼び掛けています。

シンポは1時間半近い動画にまとめています。外国人を雇用する企業の方や、「やさしい日本語」の普及に取り組む日本語教師の人たちにはぜひとも見ていただきたい。

外国人労働者の労災防止を考えるシンポジウム 『やさしい日本語』の活用 Part1
https://youtu.be/371IV8BBJQs

外国人労働者の労災防止を考えるシンポジウム 『やさしい日本語』の活用 Part2
https://youtu.be/fFBLdapO7dw

外国人労働者の労災防止を考えるシンポジウム 『やさしい日本語』の活用 Part3
https://youtu.be/SRPiRC4H6sY

にほんごぷらっと編集部

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