ベトナムの前国家主席に「日本語教育の推進を」
- 2017/8/17
- ぷらっとニュース
- チュオン・タン・サン, ベトナム, 農業交流
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ベトナムを訪問した際、ホーチミン市でベトナムのチュオン・タン・サン前国家主席に会う機会がありました。14日のことで、ベトナムに日本の有機農業の技術を移転しようという日本の専門家らの表敬訪問に同席しました。
サン前国家主席はメコン・デルタの農業地帯、ロンアン省出身です。2011年7月から約5年間、国家主席として国をリードしてきましたが、ホーチミン市農業局長を歴任するなどし、農業の専門家としての顔も持っています。退任後も「前主席」として活動し、今年5月から6月にかけて日本を訪問し、兵庫、岡山、和歌山、大阪の各府県の主に農業関係者との会談や果樹園など施設の視察を行いました。
今回、サン国家主席サイドから「日本の有機農業について専門家の話を聞きたい」との要望があり、表敬訪問が実現しました。農業問題はここでは触れませんが、私にも発言する機会がありましたので、①農業交流にはベトナム人の日本語教育が不可欠②日本では議員連盟が日本語教育推進基本法の制定をめざして議論をしているので、日本語の教育環境はより改善されるはず③この機会にベトナム側も日本語教育の取り組みにより力を入れてほしい――とサン前国家主席に要望しておきました。