衆院解散、総選挙へ 日本語議連の立候補予定者の当選を祈念する
- 2017/9/28
- 日本語議連
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安倍晋三首相は28日、召集された臨時国会の冒頭、衆院を解散しました。これにより衆院選挙が10月10日公示、22日投開票で行われることになります。しかし、小池百合子東京都知事が代表の「希望の党」が旗揚げされ、民進党は前原誠司代表が「希望の党」への合流をにらんで無所属で立候補する意向を表明し、にわかに野党の政界再編の動きが出てきました。
衆院の解散により超党派の日本語教育推進議員連盟(日本語議連)に所属していた衆院議員は議席を失い、改めて選挙で信を問われるわけです。衆院解散・総選挙に伴い、日本語議連の活動は一時休止され、選挙後に再開される予定ですが、政界再編など政局が混迷すれば議連の今後の動きも流動的になる恐れがあります。
日本語議連が昨年12月14日に作成した登録名簿によると、議連に所属しているのは衆院議員42人、参院議員12人の計54人。自民、民進、公明、共産、日本維新、社民の各党から参加しています。総選挙後に政党の構成がどのようになるかは不透明ですが、日本語教育が政治的にも重要であることを「にほんごぷらっと」の場を通じて発信していく方針です。
日本語議連は、衆院選後に総会を再開し新たな体制で議連としての活動を再開すると思われます。しかし、当初、来年の通常国会で成立を目指していた日本語教育推進基本法の議論は、遅れることが想定されます。日本語議連の活動をフォローしている「にほんごぷらっと」としては、議連に所属するメンバーが再び議員バッジを付けて活動されるよう、強く祈念しています。なお、日本語議連の衆院議員の名簿は以下の通りです。
PDF: 日本語議連役員・衆議院議員名簿