毎日新聞が28日朝刊の特集面に「やさしい日本語」のシンポジウムの記事を掲載
- 2019/3/28
- ぷらっとニュース, 多文化共生
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毎日新聞が28日朝刊の特集面に「やさしい日本語」のシンポジウムの記事を掲載
毎日新聞社が主催し日本語教育推進プラットフォームが協力団体となって3月11日に開催されたシンポジウム「外国人受け入れと『やさしい日本語』」の抄録が28日の毎日新聞朝刊(関東地域)の特集面に掲載された。近く「にほんごぷらっと」はシンポの動画をアップする予定。
シンポは山脇啓造・明治大国際日本学部教授▽田中宝紀・YSCグローバル・スクール責任者▽吉開章・やさしい日本語ツーリズム研究会事務局長▽坂本信博・西日本新聞社編集局デジタル編集チームデスク――の4人がパネリストとして参加。石原進・同プラットフォーム代表世話人がコーディネーターを務めた。
山脇氏は自身のゼミ生がキャンパスのある東京都中野区で行った「やさしい日本語」の活用を呼びかける実践例を報告。田中氏は海外にルーツを持つ子供や親とのコミュニケーションで「やさしい日本語」が重宝に活用できると述べた。吉開氏は「やさしい日本語」を国の責任で多言語対応の一つにと呼びかけた。また、坂本氏は外国人にも地元のニュースを読んでもらおうと、自社のサイトに開設した平易な表現の「やさしい西日本新聞」を紹介した。
AIの自動翻訳や手話にも「やさしい日本語」の活用が期待され、外国人だけでなく日本人にとっても有用な言葉だ。4人のプレゼンテーションでもわかるように、その概念は幅が広い。「やさしい日本語」が普及すれば、それぞれの「やさしい日本語」で共生社会が形づくられるのかもしれない。
詳しくは毎日新聞をご覧ください。
にほんごぷらっと編集部