特別定額給付金の案内を多言語で 総務省がサイトで公表
- 2020/5/9
- ぷらっとニュース
- 在留外国人, 新型コロナウイルス, 特別定額給付金
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特別定額給付金の案内を多言語で 総務省がサイトで公表
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急経済対策の一環として政府は1人10万円の特別定額給付金を交付する。4月27日現在で住民基本台帳に登録されている人が対象で、在留外国人も支給対象となるため多言語での広報も始めた。申請は市町村から送られる申請書での申し込みとオンラインによる申請の2つの方式がある。給付金の総額は約12兆円にのぼる。申請期限は3カ月。
2009年の入管法改正で外国人の登録の仕方が法務省の外国人登録から市町村での住民登録に切り替わった。3年の経過期間の後、実際には2012年から実施された。政府は在留外国人を住民として対応する仕組み整えたわけだ。さらに2018年の入管法改正と政府の「外国人材受け入れ・共生のための総合的対応策」によって、外国人を共生社会の一員として日本人並みの行政サービスをするようになった。今回の特別定額給付金の交付の仕方を多言語で広報することも外国人への行政サービスの一つといえる。以下の総務省のサイトは、申請方法を英語、中国語、韓国語、ポルトガル語など10カ国の言語で紹介している。
https://kyufukin.soumu.go.jp/ja-JP/download/
にほんごぷらっと編集部