高田馬場さくらクリニックが国際交流基金の地球市民賞を受賞
- 2021/2/10
- ぷらっとニュース
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高田馬場さくらクリニックが国際交流基金の地球市民賞を受賞
リトルヤンゴンと呼ばれ在日ミャンマー人が多く住むJR高田馬場駅近くで開業する高田馬場さくらクリニック(冨田茂院長)が国際交流に貢献した団体に国際交流基金が贈る2020年度の地球市民賞を受賞した。外国人住民は言葉の壁があって医療機関に足を運びにくい。さくらクリニックは外国人の医療通訳をスタッフとしてそろえ、多言語で受信できる先進的な「多文化クリニック」だ。
さくらクリニックは2014年に開業。ミャンマーをはじめカンボジア、ベトナム、タイなどアジア各国にルーツを持つ患者を数多く診療している。そのため医療通訳などに外国人スタッフを雇用。コストはかかるが、外国人に寄り添う医療機関として患者が増えている。
冨田院長は新潟大学医学部出身の整形外科医の専門医だが、タイ国王立マヒドン大学公衆衛生学修士課程国際プログラムを修了。まさに国際派の医師だ。冨田院長は「周囲の病院、医院、薬局、保健所や行政、NPO,外国人コミュニティーの皆様の助けと、日々訪れてくださる日本人・外国人住民の皆様のご理解のおかげで活動ができています。一同心から感謝します。今回の栄誉を励みとし、今後も地域医療と多文化共生の推進に尽力する所存です」と受賞の喜びを語っている。詳しくは国際交流金の以下のURLで。
https://www.jpf.go.jp/j/about/citizen/winner/2020/chiiki20.html#C01