日本留学アワーズ 今年もオンラインで 拓殖大が2年連続の大賞

日本留学アワーズ 今年もオンラインで 拓殖大が2年連続の大賞

日本語学校の教師らが「自校の学生に勧めたい進学校」を選び、表彰する「日本留学アワーズ」の2021年の大賞受賞校の発表と表彰式が9月24日に行われた。昨年に引き続き今回も新型コロナウイルス感染防止のためオンラインで開かれ、拓殖大が私立文科系部門で2年連続や大賞を受賞したほか、理工系部門で入賞した。

「日本留学アワーズ」は、日本語教育振興協会(日振協)の日本語教育研究大会を母体にして毎年実施し、今年で10回目。今回は日本語学校の166校から450票を集め「勧めたい進学校」が選ばれた。

今年からカテゴリーを一部変更した。従来通り地域は東日本と西日本に分けたが、専門学校は「技能・技術系」と「社会・文化系」に分け、大学院は大学に統合した。各部門でノミネート校(受賞校)として5つの大学を選定。この中から授業の実施状況や留学生の支援など総合的な見地から各部門で大賞校を選び、表彰した。

5年連続で大賞校に選ばれると「殿堂入り」し、3年間は選考の対象から外れる。今回、専門学校社会文化系部門の専門学校東京国際ビジネスカレッジ東京校国公立大学部門、横浜国立大学の2校が殿堂入りとなった。また、私立理科系の足利大学と福井工業大学は殿堂入りしており、今回は選考の対象外となっている。

今年もコロナ禍が続き、日本語学校をはじめ、専門学校、大学、大学院ともオンライン授業を行うケースが多いとみられる。9月末現在、留学生の入国規制も継続されている。厳しい留学環境の中でアワーズの大賞の発表、表彰もオンラインで地味な形で行われた。

大賞の受賞校は、専門学校 技能・技術部門は東日本が日本電子専門学校、西日本がトヨタ名古屋自動車大学校。専門学校 社会・文化系門は東日本が東京国際ビジネスカレッジ東京校、西日本が専門学校エール学園。私立大学文科系部門は東日本が拓殖大、西日本は流通科学大。私立理科系部門は東日本が東京理科大、西日本が立命館大。国公立大学部門は東日本が横浜国立大、西日本は北陸先端科学技術大学院大学。

入賞校、大賞受賞校は校長、学長などが代表してオンラインでそれぞれ自校の取り組みなどを語った。入賞校(ノミネート校)は以下の通り。(東)は東日本、(西)は西日本

【専門学校 技能・技術系部門】 (東)東京工科自動車大学校、中央情報専門学校、日本工学院専門学校、日本電子専門学校、読売自動車大学校 (西)修成建設専門学校、 トヨタ神戸自動車大学校、トヨタ名古屋自動車大学校、辻調理師専門学校, 日本理工情報専門学校

【専門学校 社会・文化系部門】(東)東京アニメーションカレッジ専門学校、専門学校東京デザイナー学院、専門学校東京国際ビジネスカレッジ東京校、NIPPONNおもてなし専門学校、日本国際工科専門学校 (西)専門学校アートカレッジ神戸、ECC国際外語専門学校、専門学校エール学園、駿台観光&外語ビジネス専門学校、名古屋観光専門学校

【私立大学 文科系部門】(東)秀明大学、拓殖大学、東洋大学、東海大学、早稲田大学 (西)京都精華大学、四国大学、四日市大学、立命館大学、流通科学大学

【私立大学 理工系部門】 (東)芝浦工業大学、拓殖大学、東海大学、東京電機大学、東京理科大学 (西)関西大学、近畿大学、長浜バイオ大学、名城大学、立命館大学 

【国公立大学部門】 (東)千葉大学、筑波大学、東京大学、東京都立大学、横浜国立大学 (西)大阪大学、京都大学、神戸大学、名古屋大学、北陸先端科学技術大学院大学

 

日本留学アワーズのURL   https://www.ryugakuawards.org/

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6月
12
12:00 AM 留学生対象の日本語教師初任者研修... @ オンライン(ZOOM)
留学生対象の日本語教師初任者研修... @ オンライン(ZOOM)
6月 12 2024 @ 12:00 AM – 1月 31 2025 @ 12:00 AM
日振協による文部科学省委託の初任研修が今年も始まります。 告示校で10年程度専任で経験されている方対象です。 OJTで実際の運営に関わりながら研修運営を肌で学んでいただけます。 研修詳細は協会ホームページより、チラシと募集案内をダウンロードしてご確認ください。   「日振協 留学生対象の日本語教師初任者研修」は「オンライン映像講義」「(オンライン)集合研修」「自己研修(自律的学習)」の三位一体の編成により、①自律的・持続的な成長力 ②対話力 ③専門性という3つの資質・能力の育成を目指すもので、忙しい仕事の合間を縫って学べるよう、また地方の教育機関に所属している受講生への負担を減らすため、e-Learningを利用した研修となっています。 2020年度から、この初任者研修と並行して、「育成研修」を併せて実施しています。「育成研修」は初任者研修のサポートを行いながら研修の企画や実施方法を学び、将来全国各地で初任者研修の実施担当者として活躍していただく人材を育成する研修です。具体的には以下のことを目指しています。 ①初任者教員の協働的かつ自律的な学びを支援し、21世紀に活躍できる日本語教師としての資質・能力及びICT活用能力の獲得へと導く ②研修委員に必要な経験と能力を身につける 研修は、フルオンライン(zoom使用)で実施いたします。学内で初任者の指導を任されている方、地方在住でなかなか研修機会に恵まれない方など全国各地からご参加いただきたく存じます。修了生は今後実施委員になっていただく可能性もございます。どうぞ奮ってご応募ください。 チラシ(PDF 裏表2頁/1枚)
6月
29
12:00 AM 留学生に対する日本語教師初任研修 @ オンライン
留学生に対する日本語教師初任研修 @ オンライン
6月 29 2024 @ 12:00 AM – 1月 31 2025 @ 12:00 AM
本研修のカリキュラムは文化審議会国語分科会の「日本語教育人材の養成・研修の在り方について(報告)」に基づいており、初任者が体系的・計画的に日本語指導を行うための実践的能力として (1)自律的・持続的な成長力 (2)対話力 (3)専門性 の3つの資質・能力の養成を狙いとした90単位時間のプログラムです。忙しい仕事の合間を縫って学べるよう、また地方の日本語教育機関の新任の先生方への負担を減らすため、e-Learningを利用した研修となっています。 研修形態はフルオンラインです。昨年度同様、今後日本語教師にますます求められるであろうICT活用能力(オンライン授業やハイブリッド授業の実践等)に重点を置いた研修を行います。 つきましては、ぜひ多数の日本語教師初任者の方にご参加いただきたく下記のとおりご案内いたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。 チラシ(PDF 表裏2頁/1枚)
11月
22
7:00 PM 教室内談話: 学習者間相互交流とL... @ オンライン(ZOOM)
教室内談話: 学習者間相互交流とL... @ オンライン(ZOOM)
11月 22 @ 7:00 PM – 12月 13 @ 8:30 PM
※この講座の内容は2022年実施分に準じます。 教室内談話: 学習者間相互交流とL2学習を考える 学習者同士が互いに話し合う活動は、近年の外国語(L2) 教室には不可欠です。また、学習者同士 が学習言語で対話する活動の意義やL2 習得における効果は、外国語教育において興味深いトピッ クの1 つです。本講義では第二言語習得理論を適宜参照しながら、外国語教室で行われる学習者同 士の対話の意義や先行研究で明らかになっている効能、より効果的な実践法や課題と展望について 考察を深めます。 【全4回】 日程: 第1回:2024年11月22日(金)19:00-20:30 第2回:2024年11月29日(金)19:00-20:30 第3回:2024年12月6日(金)19:00-20:30 第4回:2024年12月13日(金)19:00-20:30 内容: 第1回:「学習者同士のL2 対話」と第二言語習得理論 第2回:「学習者同士のL2 対話」と第二言語学習 第3回:「学習者同士のL2 対話」と教師 第4回:「学習者同士のL2 対話」とこれからのL2 指導 【受講料】9,000円(税込)※1講座のみお申込み:2,500 円(税込)
11月
30
1:00 PM ビジネス日本語研究会 第38回 研究... @ オンライン(ZOOM)
ビジネス日本語研究会 第38回 研究... @ オンライン(ZOOM)
11月 30 @ 1:00 PM – 5:00 PM
テーマ:ビジネス日本語における「チームワーク」を考える 現在、外国人材を取り巻く環境が大きく変わろうとしています。日本で働く外国人労働者の増加、人材育成と人材確保を目的とする育成就労制度の創設などにより、インクルーシブな職場づくりの重要性が増しています。そこで、第38回ビジネス日本語研究会では、「チームワーク」をテーマとします。経済産業省が提唱した「社会人基礎力」のひとつである「チームで働く力」を、インクルーシブな職場ではどのように考えるのか、日本企業で採用に関わる方々のお話も伺いながら、「チームワーク」について、様々な視点から考えます。当日は多くの方にご参加いただき、活発な議論、意見交換が行われることを期待しています。 また、併せて研究発表を実施いたします。

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