衆院選、日本語議連の候補者は中川会長代行ら33人が議席守る
- 2021/11/1
- ぷらっとニュース
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衆院選、日本語議連の候補者は中川会長ら33人が議席守る
衆院選は10月31日に投開票が行われた。与党は議席を減らしたものの野党を圧倒し絶対安定多数を確保。超党派の日本語教育推進議員連盟の候補者は、会長代行の中川正春さんが選挙区選挙で敗退したものの、比例ブロックで当選。日本語議連では5人が落選したが、33人が議席を守った。
日本語議連は会長の河村建夫さん(自民)と事務局長の馳浩さん(自民)が引退を表明。会長代行の中川正春さんには議席を死守してほしいと、「にほんごぷらっと」は支援を呼び掛けていた。中川さんは三重2区で自民党候補に競り負けたが、比例で復活。なんとか議席を守り、関係者をほっとさせた。また、議連の幹事長の笠浩史さん(立憲)は神奈川9区で接戦を勝ち抜いた。元文科副大臣で日本語教育を推進してきた浮島智子さん(公明)は近畿ブロックで議席を守った。
日本語議連は会長、事務局長の後任人事が焦点となる。馳さんは自身の後任に元文科相の柴山昌彦さん(自民)を指名している。未定の会長人事を含め議連の総会で決めることになるが、人事を含めた議連の態勢の立て直しが当面の課題となりそうだ。
にほんごぷらっと編集部