入国時の待機、8日から緩和 日経新聞が速報
日本経済新聞社は11月5日夕の速報メールで、政府が新型コロナウイルス禍で原則停止していた外国人の入国を緩和すると報じた。新規入国はビジネス目的や留学生、技能実習生に認め、ワクチン接種した場合は入国後の待機を10日から3日に短縮する。8日から適用する方針。
速報によれば、在留資格を取得しながら入国できていない人は約37万人。留学生は15万人、技能実習生は11万人にのぼる。留学生などは入国緩和で順次入国できるようになるとみられる。入国に際しては、受け入れ先の企業や大学などが入国後の防疫措置に責任をもつことになるが、とりあえず政府がコロナ禍で閉じていた「扉」を開くことになり、日本語学校や実習生を受け入れる企業は準備を急ぐことなる。
今回の措置では、外国人観光客の入国緩和にはならない。しかし、コロナの感染者が大幅に減少していることから観光の関係業界から緩和を求める声が強まっており、状況が悪化しなければ政府はいずれ緩和を検討するものと見られる。
同紙によれば、エコノミストは今回の緩和措置によって国内総生産(GDP)を年8,300億円押し上げる経済効果が見込めると試算しているという。
以下は日経速報メールのURL
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA053I50V01C21A1000000/?n_cid=BMSR2P001_202111051639
「にほんごぷらっと」編集部