特別講演:これからの「やさしい日本語普及活動」に思うこと 講師は『入門・やさしい日本語』認定講師養成講座運営責任者の吉開章氏
特別講演:これからの「やさしい日本語普及活動」に思うこと 講師は『入門・やさしい日本語』認定講師養成講座運営責任者の吉開章氏
第4回『入門・やさしい日本語』認定講師養成講座(10月23日から11月27日)を前に9月28日(水)午後8時から、同養成講座の運営責任者でやさしい日本語ツーリズム研究会代表の吉開章氏が特別講演会をZoomで開催する。テーマは「これからの『やさしい日本語普及活動』に思うこと」。参加は無料で、以下のサイトで申し込みを受け付けている。
https://www.kokuchpro /event/c4bf0b1e2f558ba71ef724152c065ed9/
吉開氏は大手広告代理店に勤務する一方で、日本語教育能力検定試験に合格し日本語教師の資格を取得。さらに、やさしい日本語ツーリズム研究会を創設し、外国人観光客に「やさしい日本語」による対応を広く呼び掛けている。こうした活動をする中で「やさしい日本語」の新たな可能性にも目を向け、障がい者や手話とやさしい日本語の関連性についても言及している。やさしい日本語の認定講師養成講座は、そうした吉開氏の考えを全国に広めるためのプログラムでもある。
今回の特別講演では、「やさしい日本語って何?」と言われた時期から、国の政策として様々な形で取り組みが進む流れを振り返り、これからのやさしい日本語の在り方などを解説する予定だ。やさしい日本語は外国人とのコミュニケーションツールとして使われているが、吉開氏は障がいのある方などの「言葉の壁」を乗り越えるのにも活用すべきだと主張しており、職場や医療、福祉、学校など多く関係者に注目するよう訴えている。
にほんごぷらっと編集部