外国人雇用労務士の資格試験を実施 公認テキストブックを刊行

外国人雇用労務士の資格試験を実施 公認テキストブックを刊行

一般社団法人全国外国人雇用推進機構(東京都新宿区)が外国人雇用のための民間資格「外国人雇用労務士」を創設、その初の資格試験を11月27日にオンラインで実施する。これに関連して「公認テキストブック」が刊行された。

外国人労働者は172万人(2020年12月)にのぼり、人手不足が深刻化する中、その数はさらに増加することが見込まれる。その際に必要なのが外国人に対する適正な労務管理。外国人を雇用する側には、出入国難民認定法など外国人固有の法制度のほか、多文化、異文化の人たちとの付き合うための様々なノウハウが必要となる。

このために創設したのが「外国人雇用労務士」という民間資格。外国人雇用に関わる社会的な背景や、採用・労務・管理・人権・在留資格に関する実践的な知識などをレベルアップするのが狙い。

対象として想定しているのは、外国人を雇用する企業の管理者をはじめ、キャリアコンサルタント、人材サービス、技能実習の監理団体、特定技能の登録支援機関、日本語学校などの担当者。学科試験(120分)は11月27日のオンラインで実施する。

このほど刊行された「外国人雇用労務士資格試験公認テキストブック」(TKC中央出版)は、その学科試験のためにまとめた総合学習参考書。弁護士、行政書士、人材サービス会社の専門家が執筆。法的な側面を中心に外国人の労務管理に必要な様々な情報を盛り込んでいる。

資格試験の申し込みは9月15日より受け付ける。

詳しくは以下のURLで。

https://www.value-press.com/pressrelease/303277

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