ブラジル漫画家協会会長の日系3世からの「浴衣で散歩」のメール

ブラジル漫画家協会会長の日系3世からの「浴衣で散歩」のメール

知人のブラジル漫画家協会会長の佐藤フランシスコ紀行さんから、写真付きのメールをもらいました。佐藤さんはブラジル・サンパウロ在住の日系3世。父方が福島県出身です。佐藤さんは1月のブラジルの福島県人会総会で、県人会の会長に選ばれました。メールは同県人会のイベント「浴衣で散歩」の様子を伝えてくれましたものです。地球の裏側の日系人たちに生き生きとした活動がよくわかり、楽しい気分にしてくれました。というわけで、「ぷらっとニュース」として掲載させていただくことにしました。

海外で暮らす日系人は、300万人以上いると言われています。「日系人」をどのように規定するのかによって、その人数が変わってきます。海外日系人協会ではかつて「海外日系人は約250万人」と言っていましたが、いまはもっと多くの人数を日系人としてカウントしています。

海外日系人の歴史には、様々な苦労や汗と涙がしみついています。苦難を乗り越えた成功者も少なくありません。ブラジルでは「日系人は勤勉」というイメージが定着しています。2008年に「日系移民100年」を祝うイベントがブラジル国内の様々な地域で開催されましたが、こんな行事はポルトガルやイタリアなど他の国の移民にはなかったとことです。

佐藤さんはブラジル漫画家協会の会長になったのも、日系人の能力の高さとともに、日系人が尊敬され、信頼されているからかもしれません。佐藤さんはサンパウロ州立総合大学ジャーナリズム学科を卒業し、日本への留学経験があります。漫画だけでなく日本の歴史も研究し、「歴史講座」の講師も務めています。

  •       ◆        ◆        ◆

石原様、

日本は寒くないみたいですね。こちらは毎日晴れと大雨の繰り返しです。とにかく暑いです。

三月四日、土曜日、福島県人会が初めての「浴衣で散歩」を行いました。

目的はサンパウロ市リベルダーデ区の観光客にもっと日本のお祭りの雰囲気を味わってもらうため、と同時に福島県人会が活躍していることを見てもらうため。

福島県人会の女性六人に浴衣を着てもらいました。第一副会長の滝内正友視(まゆみ)を含め四人は元福島の県費留学生 、最年少は滝内さんの娘、14歳の滝内カリナさん。男性用の浴衣が無かったのでボランティアの青年二名と理事会の二名(佐藤フランシスコ紀行会長と渡辺三男書記)と元留学生のお父さんには県人会の法被を着てもらいました。

このイベントを企画したのは元県費留学生ではありませんが、JICAの元研修生の佐藤クリスチアンネ、ブラジル福島県人会の文化部部長。2014年から日本のファッションについて本を書きながら講演会を行っていましたが2016年にはJICAの研修生として金沢大学で(日系アイデンティティ・コース)に参加して、2022年に再びJICAの研修に応募して、10月から12月まで東京と横浜で行われた「着物を通じた日系社会活性化」コースに参加させて頂きました。

着物を普及させるためには、イベントで着用するのではなくて普段着として着て歩く必要があると考えました。そこでグロリア通りの福島県人会会館からリベルダーデ公園まで歩くことにした。そして何時も福島県人会のイベントの宣伝をして下さるお店に皆で顔を出してお礼を伝えることにした。

浴衣を着るチャンスはないので参加者全員大歓迎でもっとこのようなイベントを行うべきと盛り上がっていました。リベルダーデ区の観光客も撮影したり写真をたくさん撮っていました。

宜しくお願い致します。

佐藤フランシスコ紀行

私のメールと写真、役に立てば嬉しいです。

写真はもっとありますので送ります。

佐藤フランシスコ紀行

日本の本や雑誌、ブラジルで発行されている日本漫画など。

福岡のラーメン屋「一幸舎」の支店

下は日本料理屋、二階は日本スタイルの洋菓子とコーヒー屋。

 

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イベントカレンダー

6月
12
12:00 AM 留学生対象の日本語教師初任者研修... @ オンライン(ZOOM)
留学生対象の日本語教師初任者研修... @ オンライン(ZOOM)
6月 12 2024 @ 12:00 AM – 1月 31 2025 @ 12:00 AM
日振協による文部科学省委託の初任研修が今年も始まります。 告示校で10年程度専任で経験されている方対象です。 OJTで実際の運営に関わりながら研修運営を肌で学んでいただけます。 研修詳細は協会ホームページより、チラシと募集案内をダウンロードしてご確認ください。   「日振協 留学生対象の日本語教師初任者研修」は「オンライン映像講義」「(オンライン)集合研修」「自己研修(自律的学習)」の三位一体の編成により、①自律的・持続的な成長力 ②対話力 ③専門性という3つの資質・能力の育成を目指すもので、忙しい仕事の合間を縫って学べるよう、また地方の教育機関に所属している受講生への負担を減らすため、e-Learningを利用した研修となっています。 2020年度から、この初任者研修と並行して、「育成研修」を併せて実施しています。「育成研修」は初任者研修のサポートを行いながら研修の企画や実施方法を学び、将来全国各地で初任者研修の実施担当者として活躍していただく人材を育成する研修です。具体的には以下のことを目指しています。 ①初任者教員の協働的かつ自律的な学びを支援し、21世紀に活躍できる日本語教師としての資質・能力及びICT活用能力の獲得へと導く ②研修委員に必要な経験と能力を身につける 研修は、フルオンライン(zoom使用)で実施いたします。学内で初任者の指導を任されている方、地方在住でなかなか研修機会に恵まれない方など全国各地からご参加いただきたく存じます。修了生は今後実施委員になっていただく可能性もございます。どうぞ奮ってご応募ください。 チラシ(PDF 裏表2頁/1枚)
6月
29
12:00 AM 留学生に対する日本語教師初任研修 @ オンライン
留学生に対する日本語教師初任研修 @ オンライン
6月 29 2024 @ 12:00 AM – 1月 31 2025 @ 12:00 AM
本研修のカリキュラムは文化審議会国語分科会の「日本語教育人材の養成・研修の在り方について(報告)」に基づいており、初任者が体系的・計画的に日本語指導を行うための実践的能力として (1)自律的・持続的な成長力 (2)対話力 (3)専門性 の3つの資質・能力の養成を狙いとした90単位時間のプログラムです。忙しい仕事の合間を縫って学べるよう、また地方の日本語教育機関の新任の先生方への負担を減らすため、e-Learningを利用した研修となっています。 研修形態はフルオンラインです。昨年度同様、今後日本語教師にますます求められるであろうICT活用能力(オンライン授業やハイブリッド授業の実践等)に重点を置いた研修を行います。 つきましては、ぜひ多数の日本語教師初任者の方にご参加いただきたく下記のとおりご案内いたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。 チラシ(PDF 表裏2頁/1枚)
1月
31
10:00 AM 令和6年度生活指導担当者(初任)研修 @ 国立オリンピック記念青少年総合センター
令和6年度生活指導担当者(初任)研修 @ 国立オリンピック記念青少年総合センター
1月 31 @ 10:00 AM – 5:30 PM
当協会では、日本語教育機関における生活指導担当者の能力向上を図るため、標記研修を実施しております。 今年度におきましても下記により実施しますのでご案内申し上げます。 「認定日本語教育機関に求められる外国人留学生の生活指導支援とは」をテーマに講義とグループワーク及び懇親交流ネットワーク会(任意参加))の三部構成としました。 日頃の業務課題の解決・モチベーションアップに、ぜひご活用ください。 1 日時 令和7年1月31日(金)10:00~17:30 2 会場 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区) 3 参加要件 日本語教育機関又は大学等教育機関の現場において、 実際に留学生の生活指導に携わり、原則 3 年以内の者。 4 参加費 維持会員機関 8,800円(税込)/1人当たり その他の教育機関  17,600円(税込)/1人当たり 5 応募締切:令和7年1月10日(金) 6 詳細、申込方法 https://www.nisshinkyo.org/news/detail.php?id=3245&f=news 〔問い合わせ先〕一般財団法人日本語教育振興協会 事業部 小野寺陽子 TEL:03-6380-6557 FAX:03-6380-6587 E-mail: nisshinkyo2@gmail.com
2月
15
10:00 AM 令和6年度 国際化市⺠フォーラム ... @ オンライン(ZOOM)
令和6年度 国際化市⺠フォーラム ... @ オンライン(ZOOM)
2月 15 @ 10:00 AM – 5:00 PM
今年度も国際化市⺠フォーラム in TOKYOを開催します︕ これまで15年以上にわたり例年2⽉に開催しているイベントです。今年度のテーマは「東京がめざす多文化共生、一歩先へ」です。 2024年10月、都内の外国人住民は約70万人、人口の4.9%を超えました。外国につながる人々も含めると、その総数は計り知れません。私たちの身の回りでは、多くの外国人が日本社会の一員として生活し、活躍しています。災害対応や子どもの教育など、在住外国人を取り巻く課題は、日本社会の課題でもあります。今年度の国際化市民フォーラム in TOKYOは、個々のテーマに焦点を当てながら、東京にふさわしい多文化共生の姿について、皆さんと一緒に考えます。 どなたでもお申し込みいただけますので、ぜひご参加ください。 ●開催日時 2025年2月15日(土) 【A分科会】10:00~12:30 【B分科会】14:30~17:00 【C分科会】14:30~16:30 ●開催方法 オンライン(ZOOM) ●定員   各分科会 250名 ●詳細・申込  https://tabunka.tokyo-tsunagari.or.jp/forum/apply.html 締切:2025年2月9日(日) ※定員となり次第、締め切らせていただきます。 ●参加費   無料 ●問い合わせ 公益財団法人東京都つながり創生財団 多文化共生課 メール:forum@tokyo-tsunagari.or.jp TEL:03-6258-1237 ●各分科会内容 【A分科会】 市民が支える多文化コミュニケーション ~コミュニティ通訳の役割と地域市民ができること~ <司会進行> 松井 和久 氏  独立行政法人国際協力機構 東京センター 市民参加協力第一課 <基調講演> 飯田 奈美子 氏 立命館大学衣笠総合研究機構 専門研究員 <パネリスト> 杉田 理恵 氏 (一社) 多文化社会専門職機構 認定事業 相談通訳者認定者 高田 友佳子 氏 特定非営利活動法人 国際活動市民中心 コーディネーター/クリニカルソーシャルワーカー 藤原 紀子 氏  特定非営利活動法人 たちかわ多文化共生センター 登録語学ボランティア 【B分科会】 外国につながる子どもたちが活躍できる東京を目指して ~小中学校の学びが未来を拓く~ <司会進行> 岩野 英子氏、小野 千穂 氏、古川 美由紀 氏 西東京市多文化キッズサロンコーディネーター <事例発表> 青山 弘子 氏  江戸川区立小岩小学校日本語学級 主任教諭 田中 阿貴 氏  港区立六本木中学校日本語学級 主任教諭 中村 夏帆 氏  岩倉市立南部中学校 教諭(日本語担当) 我彦 有希子 氏 八王子市立南大沢小学校日本語学級 主任教諭 【C分科会】 多文化共生と防災 ~災害に備える共助の力~ <司会進行> 源 亮子 氏 独立行政法人国際協力機構 東京センター 市民参加協力第一課 <基調講演> 楊 梓 氏  阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター リサーチフェロー <事例発表> 奥田 裕 氏、長尾 薫 氏 東京都住宅供給公社 公社住宅事業部 公社管理課 柏村 貴也 氏 中野区 総務部 防災危機管理課 田島 実恵 氏 中野区国際交流協会 姜 秀英 氏  中野区外国人防災リーダー 主催:国際交流・協力TOKYO連絡会、公益財団法人東京都つながり創生財団 共催:東京都 後援:独立行政法人国際協力機構(JICA)、一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR) ※国際交流・協力TOKYO連絡会とは、都内の国際交流協会や外国人支援団体等が加盟するネットワークで、(公財)東京都つながり創生財団が事務局を務めております。 ◆開催までの企画・運営の様子をまとめた「市民フォーラム準備レポート」もご覧ください。 https://tabunka.tokyo-tsunagari.or.jp/log/shiminforum/ ◆本件は、東京都多文化共生ポータルサイトSNSでも情報発信しております。 ご興味のある方がいらっしゃいましたら、周りの方にもぜひお伝えいただけますと幸いです。 ・X:https://x.com/tmtabunka/status/1876460159977074875 ・Facebook:https://www.facebook.com/tokyo.tabunkaportal/posts/pfbid02sET78zvqcBdiv6QPGGPNUoHs2NB9wGnqcaacfRfDWJZkSVaGz9WRohdcNNfqFGsLl?ref=embed_page

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