日本の移民問題を外国人ジャーナリストが語る国際ウエビナー オンラインで30日に開催
日本の移民問題を外国人ジャーナリストが語る国際ウエビナー オンラインで30日に開催
日本の外国人受け入れ政策を外国人ジャーナリストがどう見ているのか。これまで取り上げてこなかった外国人の視点からの日本と世界の移民政策を多角的に語るイベントがオンラインで開かれる。
外務省の外郭団体の公益財団法人フォーリン・プレスセンターが10月30日に開く国際ウエビナー(オンラインセミナー)である。テーマは「人口減少と外国人受入——日本が『選ばれる国』になるために―」。
政府は先の通常国会で入管法を大幅に改正し、外国人労働者の受け入れ拡大と定住化に舵をきった。具体的には技能実習制度に代わり育成就労制度をとりいれる方針を決めた。併せて政府は外国人から「選ばれる国」になるための施策を進めるという。
フォーリン・プレスセンターは日本国内の外国人特派員を対象に政府の情報を発信。理事長の兒玉和夫氏はロサンゼルス総領事、外務報道官、UE大使などを歴任した元外交官で、移民問題に精通した兒玉氏が「国際ウエビナー」を企画、立案した。日本にとって、あるべき移民政策とは何かを外国人の視点を取り入れて議論する。
国際ウエビナーでは兒玉氏がモデレーターを務め、欧州の移民国家であるフランスのフィガロ紙東京特派員と先駆的な取り組みをする韓国の韓国経済新聞前東京特派員、そして技能実習生の最大の送り出し国であるベトナムの国営ベトナム通信東京支局長の3氏がスピーカーとして参加。日本側からは日本国際交流センター前執行理事の毛受敏浩氏が日本の人口減少と外国人受け入れ策などを語る。
詳しくは以下のフォーリン・プレスセンターのサイトをご覧ください。同サイトから傍聴の申し込みができます。
https://fpcj.jp/useful/wjn/p=112928/
にほんごぷらっと編集部