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複言語環境下にある子どもの日本語教育を担う教師を育てる ―文化庁・文部科学省における教員養成・研修モデルの提案をふまえて―
- 2018/1/14
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日本、〒169-8050 東京都新宿区戸塚町1丁目104
大養協主催 緊急ワークショップ
複言語環境下にある子どもの日本語教育を担う教師を育てる
―文化庁・文部科学省における教員養成・研修モデルの提案をふまえて―
日時:2018年3月10日 10時~16時
会場:早田稲大学 19号館
講師:齋藤ひろみ(東京学芸大学教授)
伊東祐郎(東京外国語大学教授)
渡部倫子(広島大学准教授)
参加定員:70名程度(先着順)
参加費:1,000円(当日受付にてお支払いください)
<目的>
昨今のトランスナショナルな動きの中で、日本国内にも多様な言語文化背景をもつ子どもたちが急増しており、彼らに対する対応が喫緊の課題となっています。日本語教師養成においても「子どもを対象とする日本語教育」の力が専門性の一つとして求められるようなっています。2017年度には、文化庁の「日本語教員人材の養成・研修の在り方」(報告書)において、初任の教師が身につけておくべき専門性として「児童生徒」への日本語教育が位置付けられました。また、文部科学省でも「外国人児童生徒等教育を担う教員の養成・研修モデルプログラム開発事業」がスタートしました。しかし、多くの教育現場では戸惑いと混乱が見られ、外国人児童生徒の教育に対する社会的認知も十分とはいえません。
そこで、大養協ではこれらの子どもの日本語教育を行う上で必要な知識・情報を提供するとともに、養成・研修のプログラムの設計や実際の研修を体験していただくワークショップを開催します。第Ⅰ部では「子どもの日本語教育」に関わる最新の動向を学ぶとともに「子どもの日本語教育」に対する養成・研修カリキュラムの設計方法や実施方法について体験します。第Ⅱ部では、学習言語能力を伸ばす上でカギを握る「子どもの読む力を育むための読書支援」について、講義と体験を通して学びます。
今回のワークショップが「子どもの日本語教育」で求められる資質・能力とその育成について皆様と一緒に考える契機となれば幸いです。
<対象者>
・日本語教師の養成・研修、子どもの日本語教育に関心のある方
・日本語教師の養成や研修にかかわる機関に勤務している方
・大学・大学院等で日本語教師養成にかかわっている方
・子どもの日本語教育に携わっている方
<プログラム>
第Ⅰ部「子どもの日本語教育」を担う教師を育てる(齋藤ひろみ教授・伊東祐郎教授)
10:00-10:30 講義:文化庁・文部科学省の「子どもの日本語教育」に関わる動きについて
10:30-11:30 ワーク:「子どもへの日本語教育」の研修・養成カリキュラムを設計する
11:30-12:30 ワーク:研修を体験する「個別の指導計画の作成」「DLAの実施方法」
(ワーク中、休憩有)
12:30-13:30 お昼休み
第Ⅱ部「子どもの読む力を育む読書支援」(渡部倫子准教授)
13:30-14:00 講義:DLA<読む>研修による教員の成長
14:00-16:00 ワーク:子どもの読む力を育む読書支援
(ワーク中、休憩有)
<主催>
大学日本語教員養成課程研究協議会